宝石ルースの販売 「和み石」 “宝石バイヤー”さん買い付けのお店です

ホーム宝石買付け話 タイ 編
宝石買付け話 タイ(前編)
①タイ1日目.その1
シンガポール航空機 ここでは宝石の買い付け話をしていきたい。私の場合年に3、4回程、買い付けに海外へと行く。前回はタイのチャンタブリへ行った。

関空からバンコックまで約6時間弱、行き帰り共にシンガポール航空である。いつもタイへ行くときはネットで格安航空券を探すので、「航空会社」未定&「直行or乗継ぎ」未定なのだが、今回はラッキーなことに直行便のシンガポール航空であった。シンガポール航空は席もゆったりしてるし、何といってもフライトアテンダント(いわゆるスチュワーデス)の方々の制服がとても異国情緒があり、綺麗な人たちばかりだからだ。まだ乗ったことのない人はぜひお薦めする。

昼前に関空を出発し、夕方前にはドンムアン空港(2006年9月より、スワンナプーム新国際空港が開港)へと到着する。空港は結構広く、国内線は別ターミナルになっており長い長い通路を歩くことになる。今回はチャンタブリまでバス移動なので、国際線ターミナルからエアポートバスでエカマイバスターミナル近くまで移動する。来年には、新空港がバンコク市の東側にできるらしい。するとより便利になるんだろうなぁと思いながら、とりあえず今夜の宿を予約する。

今日はバンコックで一泊する予定のため、できるだけ安くエカマイのバスターミナルに近いホテルを選び予約する。何とか片言の英語でREXホテルという所に決めた。880バーツ(約\2800円)でいわゆる中級のホテルである。
空港バスに乗ると結構観光客らしい人たちが乗り込んでくる。白人の観光客が多く、中には中国人らしい人もいた。飛行機で一緒だった日本人観光客は、他のバスなのかタクシーを利用するのか、一人も同じバスにはいなかったようである。

バスは一路バンコック市内へ、スクンビット通りの高級ホテルが立ち並ぶ辺りで、観光客はほとんど降りていく。なんとなく心細くなりながらも、私の降りるホテル近くは、ほぼ終点のエカマイ近くのため、まだまだである。
結局ホテル近くについた時は私一人だった。運転手にお礼をいって降りると道路を挟んで、ホテルが見えた。う〜ん、結構古びたホテルである。まあ、泊まれれば文句は言うまい。と思いながらチェックインする。ボーイに荷物を運んでもらい、部屋へと案内される。鍵はオーソドックスな普通の鍵(いわゆるカードキーでなく普通の鍵)である。スクンビット通り沿いのホテル「REX」ボーイが扉を開けてくれ、中に入ると結構湿気くさい。
ボーイがパチパチと部屋中の電気を点け、エアコンのスイッチを命一杯にしながら、何かしゃべりかけてくれるが、何を言っているのかわからない。するとボーイはジェスチャーで水をかくクロールの真似をし、プ-ルプ-ルといってくれ、ようやくホテルにプールがあるらしいことがわかった。ボーイにチップを渡してお礼を言い、一人になる。

タイでの初日は、そろそろ日も暮れ始め、最初の夕食へとホテルを出る。

②タイ1日目.その2
スクンビット通りトンロー駅付近の屋台 さあ腹も減ったし何食べようか?と考えたが、今日は「○球の歩き方」に書いてあったBTSトンロー駅近くの屋台街へと向かう。タイでは毎晩のように、あちこちで屋台がでている。

ホテルからスクンビット通り沿いに東へ向かってしばらく歩くと、屋台がたくさん見えてきた。いろんな屋台がある。タイ語はまったくわからないので店先に並べてある食材と買い物をしている人の様子を見て、何どんな料理なのかを想像する。

結局この日は日本風のレストランみたいなところに入る。テンプラやトンカツなどカタカナで書いてあるメニューを見ながらワフウステーキを注文する。タイに来てまで日本で食べれるものを食べなくてもいいのだが、やはり辛いものがダメな私はツライ...。
明日からはチャンタブリのため、日本料理はしばらく食べれないかも知れないので....と言い訳けがましいが...。味は並といったところか、値段は日本円では\800円ぐらいだったと思う。(ちなみにタイ料理では、トンロー通りのトンクルアンが美味しかった記憶がある)

帰る途中、屋台でバナナをかってホテルへと帰る。疲れているせいかシャワーを浴びて、すぐに寝てしまった。

③タイ2日目.その1
エカマイのバスターミナル タイ、2日目。朝、ホテルを出発する。ホテルからタクシーを使いエカマイのバスターミナルまで移動する。ちなみにタクシーは初乗りB35(約100円)。スカイトレイン(BTS)を利用したほうが安いが、スーツケースを引っ張っているのでタクシーにした。
5分程でバスターミナルに着く。写真右がエカマイのバスターミナル。タクシーを降りチケット売り場へと進む。窓口ごとにバスの発車時間と行き先が書いてあるので、すぐにわかるようになっている。ここ東ターミナルからは、チャンタブリの他、パタヤー、ラヨーン、トラートなどのタイ東方面へのバスが出ていて、約30分〜1時間おきにはチャンタブリ行きのバスが出発する。

チャンタブリ行きの一番早い窓口に並び、切符を買う。値段はB187であった。(約600円、以前より値上げした模様)切符を買い奥へ進むと、真ん中を挟むように、両脇にバスがズラーッと向こうの方まで並んでいる。写真左が私の乗ったチャンタブリ行きのバスである。ターミナル中心部は売店が並んでいて、長旅に備え、食料を買い込むことができるようになっている。チャンタブリ行きのバスバスのフロントウィンドウに行き先が書いてあるので、給仕係(おばちゃんだった)さんに購入した切符を見せると、OK!OK!といってスーツケースを積んでくれる。荷物を乗せたのを確認し、バスに乗る(写真が私が乗ったバス)

まだ出発まで時間があるので、とりあえずトイレだけ済ませておこうと思い、バスを降りる。トイレを探しているとあったあった。見ると、なにやらゲートがついていて(遊園地などに入るときガチャンガチャンと回転するやつ)、入り口に人が座っている。ちょっ見ていると、皆お金を払って入っていく。そう、タイでは公衆トイレに入るのに金が要るのである!?。値段はB1。場所によって若干値段も違うらしく、B2のところもあった。B1を払った割には汚いトイレである。タイの公衆トイレはどこもこんな感じである。
トイレを済ませバスに乗る。いよいよチャンタブリへ出発である。

④タイ2日目.その2
夕暮れ時のゲストハウス バスがチャンタブリへ向けて出発する。車内は結構満員である。私の隣もタイ人の男性が座っている。私が最初にタイへ来た10年位前には、チャンタブリまで片道6時間近くかかっていた。しかし今ではハイウェイが延び、かなり高速道路に乗っている時間が長い。一般道路も綺麗に整備されている。10年前はかなり荒れた道路だったのを記憶している。
バスが出発してしばらくすると、乗務員のおばちゃんがドリンクとお菓子が配ってくれる。今回はクッキーのようなものにコーラである。よく旅行者が長距離バスでだされるドリンクに眠り薬をいれられ、眠っている間に盗難にあう事件が報告されている。(特に南部へ向かう民営バスに多い) 私はペットボトルのミネラルウォーター以外は、いつも飲まないようにしている。途中トイレ休憩が一回あり、4時間ほどでチャンタブリに到着である。

バスを降りると、すぐタクシーの運ちゃんが客待ちをしていて、何処へ行くのか話しかけてくる。先に今日会う予定の業者さんに電話をするために電話ボックスを探し、電話をする。業者さんは日本語がわかるので大丈夫だが、彼に繋がるまでは大変である。とりあえず彼の名前を連呼し、彼が出たときにはホッとした。
部屋からの眺め  何とか無事に到着したことを伝え、タクシーに乗る。タクシーといっても、バンコクで走っているようなタクシーではなく、小型トラックの、しかも荷台の上に乗るのである(荷物を荷台に乗せ、助手席にのっても構わない)
10分弱程揺られ、宝石通り近くのゲストハウスに到着する。右上の写真は夕暮れ時に撮ったホテルの写真、左は早朝の部屋からの眺めである。目の前はチャンタブリー川、向こうには街一番のホテル(KP)が見える。因みにゲストハウスは一泊エアコン付がB350(約1200円)でファン付がB250。ちょっと贅沢してエアコン付の部屋にした。

⑤タイ2日目.その3
チャンタブリの宝石業者 さてチェックインして出発である。今回、初めての業者さんに会いに行く。(ヤフーオークションなどにも出しているチャンタブリの業者さん。名前は伏せるが、知っている人はわかると思う。)ゲストハウス前からタクシーにの乗り5分ほどで到着。でっかいビルである。チャンタブリは街一番のホテル(KP)とロビンソン以外には大きな建物は数える程だが、ここは立派な綺麗なビル(写真)である。

ビルの中へ入ると、ロビーに担当者が待ってくれていた。空調もガンガンに利いて、寒いぐらいである。挨拶も程ほどに一室へ通される。
世間話の後、いよいよ本題に入る。こちらの欲しい石を相手に伝えると、担当者がパソコンを見ながらマウスをクリックし、「今はないですねぇ」という。聞くとネットに出していない石は製品の方に回っていて、ネットのみで捜してくれと言う。値段もネットの表示そのまま。早い話がここまで来たメリットは実際に石を見ることが出来るということだけで、ここでネットショッピングしろと言うのである。(それなら日本で十分である<`ヘ´>)
こちらはいい石を出来るだ安く仕入れようとして、チャンタブリまで来ているのに、メリットは実際に石を見れることだけ、というのは....。仕方なく、顔は笑いながらも「失礼します」と礼を告げ、そそくさとビルを出た。辺りはすっかり夕暮れ時であった。

⑥タイ3日目.その1
ロビンソン  タイ3日目の朝を迎える。昨夜の夕食はロビンソン(チャンタブリ唯一の百貨店)のフードコートで夕食を済ました。タイ語の喋れない私にとって、屋台とフードコートはとてもありがたい。だいたいどんな料理が想像がつくし、指をさして「ペッ マイ カップ?(辛くない?)」と聞いてジェスチャーを加えるとたいてい通じるからだ。また量もそれ程多くはなく、一人で2,3種類食べれる。
 さて今日からが、いよいよ買い付け本番である。朝食を済ませ、マーケットへと出かける。宿泊しているゲストハウスは、マーケットのすぐそばであるため、歩いて1分ほどで目的の場所につく。右下の写真は「宝石通り」の入り口にある宝石のモニュメントである。

マーケットは10時にオープンなのだが、開店直後は皆のんびりした感じである。いつもお世話になっているオーナーに挨拶をして、机に座る。しばらくすると、ブローカーたちがちらほらと集まってくる。ブローカーとは自分の石を売るわけでなく、オーナーの石を預かって変わりに売る人のことである。まあ代理人とか委託人という意味か。つまりオーナーから預かった石を売ることにより、何パーセントかの手数料を貰う人たちである。
 ここでもう一人、場所のオーナーが存在する。そう私が最初、挨拶した人である。私が場所を借りることで彼にも何パーセントかの手数料が入るのである。つまりひとつの売買に、石のオーナー、ブローカー、バイヤー(この場合、私)、そして場所のオーナーの4人が介在することになる。「宝石通り」の入り口にあるモニュメント 例えば、ある売買が成立したとする。私はブローカーと交渉成立した値段を、場所のオーナーへ支払う。そうすると場所のオーナーが場所代を差し引き、残り金額をオーナーへ渡す。石のオーナーはそこからブローカーへ手数料を渡すのである。因みにここでは現金のやり取りは一切しない。あとでまとめて場所のオーナーに支払うのである。
 ブローカーは次から次へと石を出してくる。全部見ているときりがないので、欲しい石、興味のある石だけ見ようとするのだが、毎回この熱気には圧倒されてしまう。事実、彼らは生活がかかっているから真剣なのである。

⑦タイ3日目.その2
チャンタブリの宝石マーケット 宝石の買い付けは真剣勝負である。天然ルビーだと言って、合成ルビーを出してきたり、本来の相場の10倍もの値段を言ってきたり、ということは日常茶飯事である。ここでは「騙される方が悪い」というのが、当たり前なのである。

いつものパターンでブローカーが石をテーブルの上に置く。その時点で、大体何の石かはわかるので、興味のない石はいらない意思表示する。自分の欲しそうな石がくればルーペで確認して、相手に何の石かを確認する。「ニー アライ カップ?(これ、何?)」と聞くと、何かを答えてくれる。もし解らない石や、確信が持て無ければ突き返せばいい。とにかくここには、顕微鏡もなければ、屈折計も無い。あるのはルーペのみ(場合によっては持ち運び可能な器材)、それだけで判断しなければならない。
次に「タオライ カップ?(これ、いくら?)」と聞くと電卓を叩いて値段を示してくれる。これがまたいい加減なのである。ブローカーによって、吹っかけてくる値段が全く違う。相場の2,3倍の値段を言うものもいれば、10倍の値段を言うものもいる。こちらが最初に提示した値段を断ると(当たり前であるが...)、ブローカーは「Your Idea?」と言って、こちらに買値を電卓に叩けと言ってくる。相手によって吹っかけてくる値段がまったく違うので、一概に半分や1/3の値段を示せばいいわけでなく、その石の相場が解らないと、お手上げなのである。

とまあ、これが一連の流れである。写真は買い付けの風景である。手前右側のおじさんの左手の袋には、小さなルビーが一杯詰まっている。
⑧タイ3日目.その3
ドリアン山盛りの屋台 チャンタブリでは希少石はあまりなく、メジャーな色石が多い。ただその種類は豊富で、スリランカ、ブラジル、インド、アフリカ、マダガスカル等、世界各地から沢山の宝石が集まる。ルビー、サファイアのコランダムをはじめ、クォーツ、トルマリン、ジルコン、スピネル、ガーネット、ペリドット、トパーズなど、ダイアモンド以外のメジャーな色石は、ほぼここで買うことができる。いくつか欲しい石をまとまって買うことができたので、今回は満足いく結果となった。

マーケットを出て街を散策することにした。ここチャンタブリは宝石の他に、もうひとつフルーツの街としても有名である。バナナやスイカ、パイナップル、ミカンなど日本でも馴染みのあるものから、ドリアンやドラゴンフルーツ、ランプータンなど、タイならではのフルーツも一杯である。
街の中心部を外れると、道沿いにはあちこちにドリアン(タイではトゥーリアン)の実がぶら下がっていたのを思い出した。また、海が近いこともありエビの養殖が盛んで、多くは日本へ輸出されているらしい。

宝石通りから北の方へ歩くと街一番の市場があり、たくさんの屋台が出ている。写真はフルーツを売っていた屋台。フルーツの大様、ドリアンが山盛りで、一個20B(約60円)の札が掛けてあった。さすがにドリアン一個も食べれないので、別の店でパイナップルを買う。ここは丸ごとではなく、食べやすいサイズに切ってくれ、串に刺して袋へ入れて売ってくれる。タイでは透明なガラスケースにフルーツを並べ、その場で食べやすいサイズにスライスしてくれる屋台があちこちにあって、結構美味しいのでオススメである。
⑨タイ4日目.その1
今回の旅では観光がてら、国境の町メーサイまで足を伸ばすことにしていた。というのもミャンマーからタイへ入ってくる石のほとんどが、国境の町メーサイやメーソートを経由して持ち込まれるため、一度見ておきたかったからだ。朝一番で、昨日買い付けた石の支払いを済ませに行き、昼前にはチャンタブリを出発する。
バスターミナルまでタクシーで行く途中、「宝石通り」でルースケースを買う。バンコクでもケースは売ってる。チャンタブリにはケースを作る工場はないらしいが、なぜかバンコクよりも安いので、いつもここで買うようにしている(ちなみに日本で買うよりずっと安い)。たとえ船便でも、送るとかなり送料が高くつくので、いつもカバンに目一杯詰め込み、持ち帰るようにしている。

バス停に着き、バンコク行きのバスへと乗り込み、来た道を戻る。やはり4時間と少しでエカマイのバスターミナルへと到着する。そのままタクシーに乗り込み、飛行場へ。高速でタクシーの運転手が、何度となく車線変更を繰り返し、周りの車をどんどん抜いてくれたおかげで、かなり早く空港へと到着した。。チェンライの空港ロビーカローラとは思えないスピードであった。

国内線でチェンライまで移動する。 今回はタイ航空である。国内線であるため、やはり飛行機は小ぶりである。チェンライは観光地のため、外国人も何人かいたが、ほとんどは中華系タイ人のようであった。

1時間半くらいでチェンライ空港へと到着。写真はチェンライ空港ロビーで、北部山岳民族の家をモチーフにしたのか、地方色豊かな小さな空港といった雰囲気であった。

外へ出ると辺りはもう真っ暗であり、タクシーに乗り15分程でチェンライの街へと到着する。タクシーの運転手が「ナイ バザー」と言うので、最初は何のことかわからなかったが、指差す方向を見るとそこはナイトバザールで賑わっていた。
⑩タイ4日目.その2
屋台に並んだ虫の数々 ホテルへ着きチェックインを済ませる。お腹も空いていたので、先程タクシーの運ちゃんが教えてくれたナイトバザールへと向かう。
ホテルから2分程歩くと賑やかな店が並ぶナイトバザールの入り口へと到着する。バス停の北側でナイトバザールは行われているようである。中心部はステージを囲んで野外のフードコートになっており、様々な屋台が並んでいる。その周りに山岳民族の民芸品やら織物やらを扱う店、タイシルクのネクタイ屋、CDショップなど、様々な店が所狭しと並び、象牙の置物を売る店やペットショップまであった。

何か食べようとフードコートの屋台を順番に見ていく。面白いことに日本食の屋台も並んでいて、観光客が多いことが伺える。実際、白人の観光客も沢山いた。アルファベットで「KATSU DON 40B」「MISO SOUP 20B」「EDAMAME 20B」(数字は値段)などのメニューを掲げた店やお寿司の屋台もあった。
ひととおり見た中で、その晩一番驚きのものが写真の屋台である。以前に本やテレビでは知っていたが、実際に見たのは初めてである(この時私の顔は、ムンクの叫びのようになっていたに違いない)いわゆる虫系である。
写真右側から、タガメ、コオロギ、かいこの蛹、何かの幼虫である。そして左下に微かに写っているのがカシューナッツである。つまりここの人たちはカシューナッツをつまむ感覚で、タガメやらコオロギやら、幼虫やらを食べるようである。おそらく海に面していないタイの北部地方の人たちにとっては、たんぱく質を摂取する有効な食材なのであろう。わたくし十分たんぱく質 は足りているので虫系屋台はご遠慮し、おかず屋台で本日の晩御飯は済ませた。



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