ターフェアイト

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宝石名：ターフェアイト（Taaffeite）　和名：ターフェ石　組成：Mg3Al8BeO16
1945年にアイルランドのターフェ伯爵によって、宝石商の標本箱の中から発見された宝石です。スピネルと思われていた淡いバイオレットの宝石が、僅かに複屈折を示すことに気づき、詳細な検査を経て新種石と判明しました。結晶の状態でなく、カットされた宝石から、新種石と判明した珍しい事例です。
その石は発見者のターフェ伯爵に因んで、ターフェアイトと命名され、宝石愛好家の中ではレアストーン中のレアストーンとして知られています。近年、より希少なマスグラバイト（ターフェアイトとの識別にはラマン分光分析、蛍光X線分析などの検査が必要）が発見され、その座を明け渡した感もありますが、以前、希少であることには変わりなく、美しいものは非常に高価に取引されます。
市場に流通しているターフェアイトのうち、宝石質のものはほとんどがスリランカ産です。

登録アイテム数: 3件

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